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しみの治療法~レーザー光線治療
レーザー治療の一番の長所は短期間でキレイに取り除くことができるということです。
シミの部分に茶色や黒色などのメラニン色素に反応するレーザーの光を患部に照射します。
正常な部分の皮膚には反応せず、以上と認めた色素の細胞を分解します。
浅い部分のしみや色の濃くなってしまったもの、深い部分の場合は数回の照射が必要です。
レーザーの照射する熱がしみの原因であるメラニンを分解することでしみを消していきます。
照射された異常色素の細胞はかさぶたになって表面にあらわれて自然にはがれおちます。
照射する際に輪ゴムでパチンとはじいた感じがします。
異常色素の細胞が消滅すると
周囲の組織とはほとんどかわりがない正常な色の皮膚に戻ります。
治療後は照射した部分は一週間程度防水フィルムやガーゼなどで保護することが必要です。
施術後の患部は紫外線に大変敏感になっています。
またしみをつくらないためにも紫外線ケアは十分に行ってください。
しみの種類によってレーザー治療が効果的なものとそうでないものがあります。
肝斑、炎症後色素沈着のしみは適していません。
適しているのは老人性色素斑、花弁状色素斑にはとても有効です。
しみの治療法~トレチノイン療法
トレチノインはレチノイン酸ともいうビチミンAの誘導体です。
現在多くの美白化粧品で使われ話題となっている
レチノールの50~100倍もの生理活性を持っています。
微量ですが、誰しも血液中に流れているので、アレルギー反応などの心配はありません。
アメリカではしわ・にきびの治療薬として多くの患者に若返り薬として使われています。
日本で認可されていないので、医師による処方箋が必要です。
ジェルやクリーム状のものが使われます。
トレチノイン(レチノイン酸)は角質をはがし表皮の細胞の活性化に効果があり、
皮膚の新陳代謝を活発にします。
約2週間で表皮は新しいものに代わります。
冷蔵庫で保存し、1日1~2回塗ります。
使用開始語、2~3日で細かい皮膚がむけ始めます。
レチノイン酸よりも刺激の少ないレチノールは日本でも認可されているので
配合した化粧品も多く出回っています。
レーザー治療に比べるとお化粧することも可能ですが、
効果があらわれはじめるまでには少し時間がかかります。
治療中は皮膚の角質層が薄くなるので保湿や紫外線対策はしっかりとらなくてはいけません。
しみの治療法~ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは酸など皮膚に障害を与えるような物質を使って
角質や表皮、さらには真皮までも化学的に溶かしてしまうという治療法です。
その結果しみの部分や角質など老化した部分の皮膚を除去して
新しい皮膚の再生を促すことになります。
使う酸の種類や濃度によっても効果が期待できる期間や回数も違ってきます。
ですから短期間で、すぐに結果の出る治療ではありません。
でも定期的に行うことで、肌の新陳代謝が活発になり、「しみ」だけでなく、
お顔全体のくすみ・たるみやしわも改善する効果があります。
ケミカルピーリングはレーザー治療と並行して行うことでより効果が得られます。
レーザー治療後3ヶ月後ぐらいから行うと効果的です。
しみの除去はもちろんですが、美肌効果もあります。
毛穴の角質の除去、皮脂腺の縮小効果があるからです。
また、ニキビにも効き、真皮コラーゲーンの活性化を図ることができます。
ケミカルピーリングは施術後のお化粧が可能です。
もちろん治療中も日焼け止めクリームなどを使って
紫外線対策は十分に行わなくてはなりません。
しみの治療法~ハイドロキノン
しみの原因であるメラニン色素をトレチノインで外に押し出して、
ハイドロキノンで新しいメラニン色素が作られるのを防いでいくというのが、効果的です。
ですので、ハイドロキノンだけではなく、トレチノインと併用するのがいいと思います。
医薬部外品としてヒドロキノンといわれますが、
皮膚薬の場合はハイドロキノンと呼ばれています。
まぎらわしいですが、どちらも同じです。
漂白作用が非常に高い物質です。
美白剤として皮膚科などで医師から処方されます。
また、薬局などでもヒドロキノンを配合した軟膏やクリームなどが販売されています。
市販されている外用薬のヒドロキノン剤は通常2%~4%程度配合されています。
アメリカの製薬会社Stiefel Laboratories, Inc.は
「スティーバA」というトレチノイン製剤を発売しています。
「クラリダームS」というハイドロキノンクリームも発売しています。
日本ではドクター・シー・ラボなどの化粧品メーカーがハイドロキノンクリームを発売しています。
資生堂のホワイテス・ホワイテスも有名です。
集中ケアでしみ撲滅
しみができてその種類と原因がわかったら、早めに対処しましょう。
肌のターンオーバーは2週間ぐらいで1クールです。
この期間を利用して美に向けて努力したいものです。
しみをすぐに薄くする方法は徹底した洗顔と完璧な紫外線対策です。
そして睡眠は十分とります。
寝不足だと肌の老化をまねいてしまいます。
美白剤の効果があるしみには適切な美白剤でスキンケアをします。
普段の食事ももちろん大切です。
緑黄色野菜をたっぷり取ります。
緑黄色野菜に多く含まれているβカロチンは肌の美白に有効な栄養素です。
その他、フルーツ、とくにいちご、キウィなどに含まれているビタミンCを摂取します。
朝は毎日洗顔、夜帰ってきたらすぐクレンジングをします。
夜、美白パックをするとさらに効果的です。
ケミカルピーリング、しみのレーザー治療集中などを集中しておこないます。
もちろん肌のターンオーバーの2週間に限らず、1ヶ月ぐらい、続けてみましょう。
特に最近できたしみなら、二週間を2回続けて実行することでだいぶ目立たなくなります。
あくまで2週間というのは平均で、個人によって差はあります。
しみの予防
しみを作りたくないなら、一番しなくてはならないことでもっとも効果があることは、
なるべく紫外線を浴びないということと日焼け止め対策をきちんとする、ということです。
日焼け止めクリームをつけていても100%安全というわけではありません。
汗で落ちることもありますし、照り返しで日焼けすることもあります。
また出かける場所、時間帯によっては日焼け止めだけではなく、
帽子、日傘、長袖シャツ、UVカット手袋などいくつか併用して紫外線対策をしましょう。
肌の新陳代謝を高めるためにも十分な睡眠が必要です。
一番肌が生まれ変わる時間帯は午後10時から午前2時ごろです。
なるべくこの時間帯に睡眠につくようにしましょう。
肌は清潔に保ちますが、むりに刺激を与えないことも大切です。
刺激によるしみもありますし、ひとつひとつはちょっとした刺激であっても
何回も続くと色素細胞が活発になって色素が定着してしみとなってしまいます。
それから肌は清潔に保つことを意識しましょう。
洗顔後、きちんと洗い流さないと肌トラブルを引き起こし、ひいてはしみになりやすくなります。